
産婦人科研修コース
| 診療科(専門領域) | 産婦人科 |
|---|---|
| 研修期間 | 2年間の初期臨床研修修了者を対象とした3年間 |
| 一般目標 | 産婦人科専門医になるための産婦人科知識や診療技術を育む。研修終了後は産婦人科臨床医として産科、婦人科疾患に対して直ちに診療できる技術を身につける。 |
| 診療科の指導体制 | 医師数;常勤 5名、研修の指導にあたる医師 3名 |
| 取得可能な認定医資格 | 日本産婦人科学会専門医・周産期専門医 |
| 疾患の比率 | 腫瘍40% 周産期50% 更年期その他10% |
| 病院の特徴 | 救命救急センターを併設している関係より、産婦人科の通常疾患の外に産婦人科救急疾患や合併症疾患、更に地域周産期医療センターとして近隣開業医療機関からの母体搬送の受け入れも多く豊富な周産期医療も経験ができる。また院内他科との連携が良好で合併症を有する患者の治療経験も可能である。 |
| 行動目標 | 日本産婦人科学会専門医制度の卒後研修目標に基づき、下記の研修目標を定めている。
|
| 経験目標 | 主治医として以下の手術を執刀することができる。
|
| 疾患の比率 | 腫瘍9%(ほぼ良性疾患)、周産期90%、内分泌1%(生殖補助医療はなし) |
|---|---|
| 病院の特徴 | 当院の産婦人科は、新生児科とあわせ、総合周産期母子医療センターに指定されており、関連各科と協力してあらゆるハイリスク妊娠・分娩、胎児疾患に対応しています。母体・胎児専門医として周産期医療に携わる医師を育成することを目標としています。 |
| 新病院への移転から平成20年までの成績 |
|
| 研修の特徴 | 当院では各科が短期間(2ヶ月間程度)の基礎研修プログラムを用意していますので、新生児集中治療室(NICU)、麻酔科、糖尿病内科など自分の目標にあわせた短期研修が可能です。 |
| 疾患の比率 | 産科、周産期医療 40% 婦人科腫瘍 40% 感染症、内分泌疾患 20% |
|---|---|
| 病院の特徴 | 癌診療、救急医療、僻地医療などの地域医療を推進し、拠点病院として活動していくことを基本にしている |
| 研修の特徴 | 卒後5年で産婦人科の基本診療が一人で実践できることを目標とする 常勤産婦人科医師は5名であり、内4名が産婦人科学会の専門医である。産婦人科病床数は35床であり、2008年の平均在院日数は8.4日であった。分娩数は292件で、内帝王切開は55件であった。手術件数は332件であり、子宮の手術150件、卵巣の手術73件、帝王切開55件、卵管の手術3件、膣の手術3件、外陰の手術3件であった。子宮の手術のうち腹腔鏡下手術10件、卵巣の手術のうち腹腔鏡下手術10件であった。悪性腫瘍は51件であり、子宮頸癌13件、子宮体癌12件、子宮肉腫1件、卵巣癌24件、腹膜癌1件であった。外来患者数は1日平均50.5名であり、各診療室に超音波装置、コルポスコープが設置され、積極的な検査が行われている。 |
| 疾患の比率 | 婦人科疾患 40%, 産科疾患 40%, 内分泌疾患 20%(不妊症・更年期) |
|---|---|
| 病院の特徴 | 繁華街にある公立総合病院で、350床(産婦人科は14床、混合病棟)。 地域性・公立であることから生活保護の方や出産で助産制度を利用する方の比率が高い。24時間救急外来あり。他科との連携は良好。 産婦人科常勤医師は2名。麻酔科常勤医師はいるがNICUがないため、紹介患者は助産制度利用の妊婦と良性の急性疾患が主である。放射線治療設備はないので対象症例は主に岡山大学病院へ紹介している。体外受精の設備はあるが人手不足のため稼動していない。 |
| 研修の特徴 | 第一線の総合病院であるので、疾患に偏りなく万遍に経験できる。 最近のおもな年間症例数は分娩100例(帝王切開率30%程度)、人工妊娠中絶40例(うち中期中絶が30%)、婦人科開腹手術25例、子宮脱手術5例、腹腔鏡手術30例程度であり、数が多くないので1例1例をじっくり経験できるのが特徴。子宮鏡、卵管鏡、炭酸ガスレーザー、LEEPシステム等を活用した低侵襲手術も積極的に行っている。新生児は産婦人科医師管理であるが、小児科医回診・整形外科医回診あり。 |
| 1年目にできる研修 | 初期3~6月は上級医とともに外来・分娩・手術を経験、その後は上級医の指導の下主治医としてみずから実施。 |
| 2年目にできる研修 | 分娩・中絶手術・帝王切開・腹式子宮全摘術をマスターする(主治医として手術・治療全般を行う)ことを目標として研修。腹腔鏡手術も可能な限り経験を積む。 |
| 疾患の比率 | 腫瘍 33 %, 周産期 33 %, 内分泌 33% |
|---|---|
| 病院の特徴 | 産婦人科は婦人科、産科周産期、不妊治療の3部門が高度な治療技術水準で、多数の症例を重ね,良好な成績を挙げており県内はもとより,遠隔地域からも多数の患者を迎えている.婦人科では腹腔鏡下手術の先進的な採用により筋腫など良性疾患はもとより、子宮癌、卵巣癌などの悪性疾患の腹腔鏡下手術件数が多数を占めている。産科周産期部門はLDRシステムの好評とともに,中四国では最も多数の1200例内外の分娩を行っている.不妊治療部門は体外受精、顕微授精などの高度生殖補助医療を治療の中心においており,40%以上の高い妊娠率をあげている. |
| 研修の特徴 |
|
| 疾患の比率 | 腫瘍 45%, 周産期 45% ,内分泌 10% |
|---|---|
| 病院の特徴 | 岡山県北唯一の総合病院。年間分娩数は150-180ですが、各種合併症妊娠、母体搬送等の占める割合が多い。当院にはNICUがあり、原則1300g以上の新生児の管理が可能です。ただ県南に搬送の余裕がない場合には、1000g未満の管理も可能です。婦人科に関しては、腔内照射設備がないため、進行子宮頚癌の治療は行っていない。悪性腫瘍は、子宮体癌、卵巣癌、卵管癌の治療は施行しています。良性腫瘍に対しては、積極的に内視鏡手術を施行しています。 院内の他科のドクターとの交流が緊密で非常に連携をとりやすい環境です。 |
| 研修の特徴 | 救命センターがあるため、ICU研修、麻酔研修ができます。 NICU研修もできます。 学会発表等も積極的にしてもらいます。 |
| 1年目にできる研修 | 産婦人科医としての一般的治療(一般産婦人科外来、病棟での管理、分娩手技、帝王切開の執刀等手術研修) |
| 2年目にできる研修 | 1年目研修内容に加え,下記の内容が研修できる. 単純子宮全摘術の執刀、良性卵巣腫瘍に対する手術の執刀 婦人科悪性腫瘍手術に際し、腸管手術、尿管手術等が必要になる場合もあり、外科、泌尿器科等の研修も可能です。 |
病院は、岡山市北部の文教地区として環境が良い場所にあり、患者層も良い。内科、外科、循環器内科、心臓血管外科、泌尿器科、眼科、放射線科などのほか、救急専門医がいて、救急疾患が多く、婦人科領域でも子宮外妊娠、卵巣嚢腫茎捻転などの症例が比較的多い。
外来患者は、一般外来、更年期外来、不妊外来などで、一ヶ月の延べ患者数は現在約1400人(周産期外来を除く)。
疾患の比率は良性疾患が大半で、初期癌を除く悪性腫瘍手術は年間10~20件程度。小手術も含む総手術件数は約700件、そのうち全身麻酔手術が約300件で、開腹手術(帝王切開を除く)と経膣手術が約180件、腹腔鏡下手術が約120件。開腹手術は帝王切開も含め、下腹部横切開を主としている。
総分娩数は年間約700件、そのうち帝王切開が120件。希望者に硬膜外無痛分娩を施行している(年間約150件程度)。
研修の特徴は、正常分娩、帝王切開術、良性疾患手術(開腹術、経膣手術、腹腔鏡下手術)など、ある程度の件数があるので、産婦人科の基本的な手技が十分に研修できる。外来患者数も十分にあり、周産期外来は2-3ヵ月後から自分の外来枠を設けて担当することができる。また、希望により、婦人科検診、乳がん検診なども行える。また、救急車の搬入が多く、急性腹症(子宮外妊娠、卵巣嚢腫茎捻転)なども経験できる。
| 疾患の比率 | 腫瘍 40%、周産期 20%、内分泌 30%、その他 10%(外来患者ベースで) |
|---|---|
| 病院の特徴 | 岡山市に隣接する11診療科を擁する199床の中規模自治体病院ですが、玉野市の中核病院として地域完結型病院の使命を果たしています。そのため、病診連携に力をいれています。玉野市の方針として、病院の存在意義の中枢に周産期医療と救急医療の充実を唱っています。また、内科は各領域の専門医がおりますが、特に糖尿病をはじめとした生活習慣病を多数取り扱っており、岡山大学から学生実習も定期的に来ております。さらに、後期臨床研修カリキュラムも各コース毎に策定し、広く募集しています。 |
| 研修の特徴 |
学会、研究会発表と原著論文執筆を年2回(本)してもらうよう指導します。 |
| 疾患の比率 | 腫瘍 15%、周産期 80%、内分泌 5% |
|---|---|
| 病院の特徴 | 病床数は199床。2003~2007年の合計特殊出生率2.10で全国5位、本州ではトップという岡山県北の真庭市で唯一の分娩取り扱い施設で、この地域の出産の大半を担っているという自負があります。周産期関連では、基本的には正常分娩を取り扱います。経過中、必要と判断された場合には、遅れることなく高次施設に紹介するように心がけております。 悪性腫瘍に関しては、主に岡山大学に紹介しています。患者さんが一次治療を受けられた後当地に帰ってこられてからは、化学療法を行ったり、終末期になれば緩和ケアを行うというかたちで連携しています。 子宮頸がんと乳がんの早期発見の目的で、検診を積極的に行っています。特に、マンモグラフィは外科医と婦人科医とでダブルチェックで判定している関係から、毎日読影することができます。 地理的には、高速道路による東西南北へのアクセスが良好で、岡山、倉敷および津山の高次施設への患者搬送には好都合です。また、当院は岡山県の災害拠点病院に指定されており、屋上のヘリポートも救急搬送用に活用され、地域医療に貢献しています。 この地域は、豊かな自然に囲まれ、近くにゴルフの練習場やコースもあり腕を磨くことが可能です。総合公園では、四季折々に咲く花や木々を見ながらジョギングやウォーキングができ、オフタイムには心を癒すとともに体力を養うこともできます。また、大山をはじめ中国山地にも近く、夏は登山、冬はスキーといったように健康的な娯楽が楽しめます。 |
| 平成20年度の主な実績 | 分娩236例(内帝王切開30例) 遷延分娩などで産婦が疲労している場合、硬膜外麻酔による無痛分娩で帝王切開を回避できた例を多数経験しています。 その他手術は、人工妊娠中絶17例、開腹手術を含めた婦人科手術22例、性器脱手術14例です。土地柄からか、性器脱の割合が多いようです。腹腔鏡や子宮鏡の機械もそろえており、こういった内視鏡手術も行えます。 |
| 1年目および2年目にできる研修 | 産科、婦人科の外来診療 良性疾患の診断、治療 正常分娩や帝王切開などの担当 手術や分娩の際に用いる硬膜外麻酔手技の修得 悪性疾患の診断 コルポスコピーとマンモグラフィの修得 終末期のケア |