岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 産科・婦人科学教室

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女性医師支援

より良い環境でキャリアアップを

全国的に女性医師の割合は増加していますが、当科においてもその傾向は同様です。しかしながら多くの女性医師は、医師としてのキャリアアップの時期と出産、育児の時期が重なるためにその時期、通常の当直を含めた常勤医生活との両立に悩む方も少なくありません。これらを個人の努力に頼るだけには限界があり、システムとして彼女たちが働き続けることのできる環境を整えることは重要です。そしてこれは同時に、ともに働く独身女性医師や男性医師支援にもつながるものでなくてはなりません。以下に、現在、岡山県、岡山大学および当科が取り組んでいる女性医師支援システムについてご紹介いたします。

院内保育所「なかよし園」

まずは、女性医師が小さい子供を抱えながら働き続けるためには質の高い院内保育所が必須ですが、岡山大学には病院と同じ敷地内に院内保育所「なかよし園」があります。「なかよし園」は、生後6ヶ月から就学前までの園児約90名を抱える院内保育所です。7時半~18時まで(延長20時まで)保育可能です。

院内病時病後児保育所「マスカット保育園」

平成21年度秋より院内病時病後児保育所(現在の定員は5名)が開設されました。子どもに親身になってくれる優しい看護師さんと保育士さんが常駐しており、働くお母さんの心強い味方となってくれています。

柔軟な勤務体制

育児中の柔軟な勤務体制は、育児中の女性医師が常勤医にもどるまでのつなぎとして仕事を継続していくために必要なシステムです。。
岡山大学病院は2007年にMUSCUT女性医師支援システムを設立し、通常の医員枠とは別に設けられた女性医師支援枠により育児中の女性医師のニーズに応えたフレキシブルな診療体制を整えました。すでに、大学病院産婦人科内で本制度を利用して出産後復帰している先生は多数おられます。本システムは女性医師のみならず、育児や介護などをする男性医師も利用できます。
※「女性を生かすキャリア支援計画(MUSCAT女性医師支援システム)」から「MUSCATプロジェクト」へとプロジェクト名称が変更となりました。

MUSCUT女性医師支援システム
MUSCATプロジェクト 詳しくはこちら

当科の取り組み

当科としては、いまや女性医師も男性医師もともに働きやすい環境を目指して、業務内容の効率化や病棟医制、当直医制の充実を進めており、オンとオフの切り替えがスムーズに行えるように取り組んでいます。大学病院のみならず、関連病院にも産婦人科医師の働きやすい環境改善を依頼し、中四国の関連病院が一丸となって男女ともに働きやすい環境作りに取り組んでいます。

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