周産母子センターはこれまで地域周産期母子医療センターとして,NICU6床・新生児室12床で診療してきましたが,NICUが満床となることが多く,近隣病院への母体搬送や新生児の受け入れをお願いしていました。しかしながら,近年急増するハイリスク妊娠や産科救急の受け入れ先としての重要性と,母体合併症に伴い出生した早産児や重症の先天性外科疾患を有する新生児を受け入れる必要性がますます高くなってきました。
このため,2024年9月よりNICU12床・GCU12床に拡充しました。さらに,2025年6月よりMFICU6床も設置され,総合周産期母子医療センターとして発足し,地域の周産期医療の中核,そして周産期医療に携わるスタッフの育成の役割を担ってまいります。